プロンプト・歌詞・時間・BPM・画像を正しく使う
公式の Google Lyria 3 機能をクリエイター向けワークフローに集約。Clip vs Pro、自作歌詞、時間構造、画像、インストゥルメンタル、言語制御、出力の読み解き、防御線まで解説します。
このページが必要な理由
ビルダーは Google Lyria 3 ベースながら、構造化されたプロンプト、歌詞・時間の管理、安定したデフォルト、非同期オーケストレーション、再利用可能なライブラリ管理などの製品レイヤーを重ねています。単なる API の薄い外装ではありません。
Lyria 3 Clip
lyria-3-clip-preview
適用例
高速テスト、フック、ループ、プレビュー
長さ
常に 30 秒
出力
MP3
Lyria 3 Pro
lyria-3-pro-preview
適用例
主歌・副歌・ブリッジを含む構造的な楽曲
長さ
通常は数分、プロンプトで誘導
出力
MP3 または WAV を選択可能
1. モデルを選ぶ
Clip は素早くアイデアを探るとき、Pro は方向が定まった制作に使います。
Clip は常に 30 秒でジャンルやムードを試すのに最適。
Pro は主歌、副歌、ブリッジを含む長めの曲に向く。
効果的なワークフローは Clip で試し、Pro に移すこと。
2. 音楽的に具体的なプロンプトを書く
ぼんやりしたムードよりも具体的な指示を書いた方が Lyria は正確に動きます。
ジャンルやブレンド:lo-fi hip hop、cinematic orchestral、indie pop、jazz fusion。
楽器:Rhodes、ストリングス、ブラス、808、アコギ、ボーカルハーモニー。
テンポやキー:85 BPM、D minor、G major など。
ムード:nostalgic、aggressive、dreamy、uplifting、tense。
Pro を使う場合は長さもプロンプトに入れると良い。
3. 歌詞を入れるときは明確に
歌詞の方向が定まっているなら、プロンプトと分けて記述してください。
[Verse]、[Chorus]、[Bridge]、[Intro]、[Outro] のようなタグを使う。
制作指示を歌詞の前に書いて意図を伝える。
歌詞なしでインストだけ欲しいときは 'Instrumental only' を明記。
4. タイムスタンプで構成を制御
各時間帯に何があるべきかを明示するとより正確な展開になります。
例:[0:00 - 0:10] Intro、[0:10 - 0:30] Verse、[0:30 - 0:50] Chorus。
エネルギーの変化、楽器の出入り、人声のタイミング、フェードアウトがコントロール可能。
予告編や場面音楽で特に有効。
5. ビジュアルが重要なら画像を添える
Lyria 3 はマルチモーダル生成が可能。最大 10 枚の画像でムードや色味を伝えましょう。
ムードボード、コンセプトアート、カバー草案、場面の静止画など。
ビジュアル方向が重要なときだけ追加し、不要ならシンプルなテキストで。
提示詞で音楽感を描写すると画像の効果がさらに引き立つ。
6. インストを使う
BGM、ゲーム、トレーラーなどで人声が不要な場合は明確に伝えてください。
「Instrumental only, no vocals.」のように書く。
曖昧な示唆ではなく、直接プロンプトに。
7. 歌詞の言語に合わせてプロンプトを書く
Lyria はプロンプト言語に応じて発音やスタイルを調整します。
フランス語の歌詞ならプロンプトもフランス語に。
英語メインでも日本語のセクションタグがあれば明確に。
一度に複数の言語を混ぜすぎると制御が難しくなることがある。
8. 出力を正しく読み取る
モデルはテキストと音声を複数のパートで返すので、区別しながらチェックしてください。
最初が常に歌詞とは限らない。
すべてのパートを確認し、テキストと音声を区別する。
テキストに歌詞や構成メモなどが混在するので注意。
ベストプラクティス
制限と安全指針
コンプライアンスと模倣防止
このツールは Google Lyria 3 を基盤とし、同カテゴリのクリエイティブ AI 製品と同様の安全ガードレールに従っています。著作権がある歌詞や特定のアーティスト名の模倣、認識可能なパフォーマーをコピーする要求は避けてください。ジャンル・編曲・配器・感情・言語・歌詞・構造というオリジナルな指示に集中しましょう。